Thursday, May 31, 2012

Foveonとプリントと等倍鑑賞

SD1 Merrill 50mm f1.4

フィルムでモノクロームをやっていた頃、自家プリントで印画紙に焼いていた。今はSD1やDP2でモノクロ処理をしているのだが、最終的なプリントの上がりや処理をしている時の感触がフィルムでプリントを焼いていた時の感覚に近い状態で作業することが出来る。
Foveonという撮像素子によるものなのか、ソフトも含めた自分の作業ワークフローの問題か、いずれにせよ実際に撮影した写真を丁寧に調整し、用紙もキチンと選んでプリントすると良い感じのモノクロプリントが得ることが出来る(もちろん主観です)。
このFoveonという撮像素子を搭載したカメラは等倍表示して鑑賞する楽しみ方が昔からのユーザーの間では行われているようで、それはそれで人それぞれという事で否定はしないが、自分としてはプリントした時の上がりが非常にハイクオリティな素子だと思う。何よりデジタル臭さを感じないプリントが得られるのが良い。

Tuesday, May 29, 2012

写真雑誌は寿命が短い

SD1 Merrill 17-50mm f2.8

amazonのマーケットプレイスでNatural Glowを購入。すでに廃刊になってしまったモノクロ写真を扱う写真雑誌だ。掲載された数々のモノクロ写真をなめるように見つつページをめくり、やっぱり良いなあと思いながらため息をつく。
今も昔も写真を、特に写真作品をメインに扱う雑誌は短命である。PhotoGraphicaも廃刊になってしまった。残っているのはカメラの新製品紹介がメインの雑誌か、おしゃれ系でまとめたカメラ女子系の雑誌ばかりだ。。。

Sunday, May 27, 2012

Wednesday, May 23, 2012

Foveonはポジっぽい

SD1 Merrill 17-50mm F2.8

SD1に限らないがFoveonのカラーの色の出具合、トーンはポジフィルムのような感じだと感じている。ハイライトの粘り、シャドー部が比較的早めに潰れる事、グラデーションの具合などポジフィルムの特性に近いように思う。
上の写真の色なんかは往年のアグファカラーのポジのようだ。当然現像時に調整した結果でもあるのだけど、Foveonmを搭載したカメラ以外だと、中々こういう風にはいかない。
ある人に言わせるとコダクロームの様だと言い、他のブロガーさんなどの写真を見るとベルビアの様に仕上げている方もおられるようだ。
フィルム好きだったカメラマンさんにはSIGMAのSDやDPは良い選択肢の一つになるのではないだろうか?

Tuesday, May 22, 2012

東京スカイツリー

SD1 Merrill 17-50mm f2.8

スカイツリー周辺の下町を再開発する計画があるそうだが、再開発されてショッピングエリアやなんかが出来て観光地として整備されて来ちゃうと周辺の街の魅力が少なくなるなあと思う。
その少し外側の風情の残る街並の方がむしろ魅力的だ。

Thursday, May 10, 2012

無意識にカメラの個性にあった写真になる

DP2s

同じFoveonでもSD1 MerrillとDP2では受ける印象はかなり違う。色の出方やAEなどが進化しているというだけでなく画素数から来るものだろうが、SD1の方がスケール感が出る。広い被写体を撮った時に映えるのは圧倒的にSD1だ。
比較的小さい範囲を撮った時はDPで気になる事は無い。解像感はあるし諧調も自然、色味もいいしプリントした時の上がりも良い。
DP自体の画質がどうこうという事はないし、DP(SD1)は何々に向いているから撮るようにしよう、何々は向いてないからあまり撮らないとか、実際に撮っている時にはそれほど意識していないつもりだったけど、無意識にそれぞれに向いた被写体を追う傾向に、撮影後写真をチェックしている時になって気付いた。

カメラがかわれば写真も変わるね。
その写真家の根本の部分は変わらないとしてもね。

Wednesday, May 09, 2012

苦手な季節

SD1 Merrill 50mm f1.4

春の終わりから初夏、秋から冬に掛けての季節が好きだ。春は花粉症、夏は強い日差しに悩まされる。特に春は花粉症のせいで外に出る事さえも億劫になってしまう。杉の植林だらけの山が多彩な木々の自生する自然林にもどったどんなに素敵だろう。景観としても花粉症を患う者としても。

Tuesday, May 08, 2012

スナップ前の準備

SD1 Merrill 50mm f1.4

もう何年も前の話。何かを撮ろうとシャッターを切る時、当然何がしかに惹かれてソレを撮っているのだが、町中などをブラブラ歩きながらスナップしていると、その時その場においてはそれを必ずしも言葉として自覚していない場合もある。ある日、いつもの様に街をブラつきながら撮影をしていた時、たまたまそこを通りかかった人に「何を撮っているのですか?」と聞かれて随分と狼狽してしまった事が一度あった。
それ以来質問された時に答えられる程度の簡単な回答を用意してから撮影に出かけるようにしている。

Monday, May 07, 2012

雨上がりの材木座海岸

SD1 Merrill 50mm f1.4

このレンズをSD1に付けると35mm換算で75mm相当。少し望遠気味で慣れるまでは少し時間が掛かりましたが、慣れるとそれほど不自由しなくなった。
それよりも解放から少し絞ったあたりの写りの良さが気持ちいいです。

Saturday, May 05, 2012

丘の上から

SD1 Merrill 50mm f1.4

今年のゴールデンウィークはとにかくSD1 Merrillを担いでウロウロとうろついて散歩&撮影という感じでした。散歩といっても3~4時間歩き尽くめでかなり疲れます(笑)。
散歩しながらのスナップだと一応標準ズームもカバンには入れておきますが、結果的に短焦点を付けっぱなしという事になるケースが多いです。

Wednesday, May 02, 2012

あるお寺の洞窟の中の鳥居

SD1 Merrill 50mm f1.4

鎌倉のあるお寺さんの敷地の奥、洞窟の中に鳥居がある。その奥には数体の仏像。鳥居の柱は朽ちかけていた。