Tuesday, April 10, 2012

桜咲く

       SD1 Merrill 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

今年の桜は満開で非常に見応えがあり、少々食傷気味になるほどでした。

ところで巷の桜の写真を見ると非常に説明的、典型的な写真が多いのが少し不満です。非常に良く撮れている物や上手い写真でも「いかにも」という写真が非常に多いと思います。
その写真を撮る為にもの凄い苦労をしたであろう事を想像させる写真も多く、こういう不満を持つのは不遜なのかもしれません。それに風景写真という文脈で撮られた写真である以上、しかたのない事なのかもしれません。

私は写真作品を見る時に、その撮り手が何を見てどう感じているか。コンセプトはどんな物か、どういうメッセージがあるのかと言う事が乗っかっている写真が好きなので、風景画のような写真にはあまり興味がありません。(あくまでも基本的には、例外もあります)
桜と言っても、目の前の桜がどう見えているか、どう感じているかは人によって違う筈です、ならばその違いが写真に現れなければ。。。などと生意気にも思うのです。

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