Thursday, May 31, 2012

Foveonとプリントと等倍鑑賞

SD1 Merrill 50mm f1.4

フィルムでモノクロームをやっていた頃、自家プリントで印画紙に焼いていた。今はSD1やDP2でモノクロ処理をしているのだが、最終的なプリントの上がりや処理をしている時の感触がフィルムでプリントを焼いていた時の感覚に近い状態で作業することが出来る。
Foveonという撮像素子によるものなのか、ソフトも含めた自分の作業ワークフローの問題か、いずれにせよ実際に撮影した写真を丁寧に調整し、用紙もキチンと選んでプリントすると良い感じのモノクロプリントが得ることが出来る(もちろん主観です)。
このFoveonという撮像素子を搭載したカメラは等倍表示して鑑賞する楽しみ方が昔からのユーザーの間では行われているようで、それはそれで人それぞれという事で否定はしないが、自分としてはプリントした時の上がりが非常にハイクオリティな素子だと思う。何よりデジタル臭さを感じないプリントが得られるのが良い。

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