Wednesday, June 13, 2012

ライカモノクローム

SD1 Merrill 50mm f1.4

ライカモノクロームのヨドバシ.comの実写レビューを見て思ったのは思ったよりも画質が良かった、あれならモノクロ専用として世に出す意味があるかもしれない。
全体的に調子が豊富だし、暗部の調子の残り方も含めてクオリティは凄く高いと思う(しかもヨドバシのサイトの写真はJpeg撮って出しらしいし)。それでいて高ISOでも高画質がキープされているらしいのでコストを度外視すれば良い選択肢になるのではと思った。
思うんだけど、Foveon機やこのライカモノクロームなどを見ていると、モノクロはフィルムでないとという前提はもう成り立たないのだろうと思った。モノクロ写真をやる選択肢の一つとしてデジタルカメラは既にフィルムに追いついていると思う。もちろんフィルムにはフィルムの良さがあるので選択肢から外すことはない。
一つ問題があるとすれば、撮って写真を仕上げての次、プリントのクオリティが暗室でのバライタプリントに追いついているかどうか、という問題だけだと思う。そのあたり、顔料プリンタでネガ出力をして暗室でベタ焼きをするというのも最近出始めているようだけど、それではデジタルを使うことのメリットをある意味殺してしまう事になるような気もするし、何がしかの新しい技術が出てくるのも期待してる。
もう一つ、ライカの始めるバライタプリントサービスのクオリティはどの程度なのか、その辺りも凄く興味があるが、当面はライカモノクロームを買った人だけが使えるサービスのようなので、購入出来ない俺には手の届かないサービスなのが悲しい。

 ヨドバシ.com ライカモノクローム実写レビュー
http://photo.yodobashi.com/gear/leica/camera/mm/index2.html

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