Monday, December 20, 2010

Friday, October 29, 2010

浮かび上がるイメージ

暗室の暗闇でフィルムに写し撮った光を丁寧に印画紙に焼き込む。
引き延ばし機から照射される光がフィルムを通って印画紙に降り注ぐ。

手のひらや紙で作ったパーツを使い、部分的に覆って一部を焼き込んでいく。
その後印画紙を現像液の中へゆっくりと浸し、
トングを使いチャプチャプと印画紙を揺らすと、
何も無かった白い印画紙に、静かにイメージが浮かび上がってくる。

そのイメージが浮かび上がる瞬間のアノ感じは何なのだろう。
何とも言えない感慨と感動がわき起こってくる。
どんな駄作でもイメージが浮かび上がるその一瞬だけは傑作に見えてくる。
(そして大抵はただの駄作だったりする)

そんな自分も今ではデジタル一眼レフをメインで使っている。
デジタルでは上記のような感慨深い一瞬は無い。
パソコン上でのRAW現像〜レタッチを経て、
プリンターでワークプリントを出力するのが通常のフローだ。

フィルムは時折思い出したように使うのみで作品撮りなどには
ほとんど使っていない。

しかし、暗い室内で引き延ばし機を使い丹念に焼き込み、
現像液に浸した白い印画紙から、
静かに浮かび上がるイメージを見た時のアノ感動は何者にも代え難い...
写真をやっていてこの喜びを知らないのは、ある意味不幸だとすら思う。

これは生活の掛かっているプロではない、
アマチュアだからこその感動であり、感慨だったのかもしれない。
でもそういったメンタル的な喜びや感動は人生を豊かにしてくれると思う。

Friday, October 22, 2010

生産終了...

コシナがZKマウント向けのレンズの生産を終了したという話。
悲しく思っているPENTAXファンも多くいると思う。
でも、おそらくペンタックスのカメラを買う人の多くは、将来的にフルサイズにしたいとか、フラグシップ的なカメラを使えるようになりたいとか、そういう事をあまり意識していない人が多かったんじゃないだろうか?
ペンタックスの今までまでの戦略を見てもフルサイズのフラグシップを出すとは思えず、話題になる機種もエントリー的な機種が多かったように思う。初代のist*Dにしても今のK-rにしてもそうである。
もちろんフィルム時代からの旧来のPENTAXファンの人達はミドルクラス以上を求めている人も多かったかもしれない、でも多くのユーザーは違っていたのであろう。
そういうライトなユーザーさん達にはZeiss LENSと言われてもピンとこなかったのであろう。「マニュアルでしかフォーカス出来ないし、値段も高い。見た目はちょっとカッコいいけど...」という人が大半を占めているが故にあまり売れない。
これがニコンやキヤノンの場合はプロ〜ハイアマ辺りのヘビーな方々が多くいて、彼らはZeissの価値も当然解っているし、マニュアルフォーカスというのも必ずしもマイナス材料になるわけではない。むしろ物としての価値、Zeiss LENSの描写というものに価値を見いだすであろう。
撤退は悲しいことだけれど、今回はマーケティング的なミスという事だったのかもしれない。

Tuesday, October 19, 2010

GXRを購入(予定)


先日アマゾンでGXR本体&A12 28mm(予約)をポチってしまった。
GRDを手に入れて以来スナップ用としては一応満足して使っていたのだが、どこかに「まあこれで我慢するか...」といった気持ちがあった。なんせフィルム時代にはコンパクトでもフィルム部分は一眼レフやレンジファインダーなどの大きいカメラと同じだったので、出来た写真の画質の違いは基本的にレンズの違いであったり、AE、AFといったカメラに依存する部分だけであった。
しかしデジタルの時代に発売されたGRDの場合、映像素子のサイズが他のコンパクトデジタルと変わらない。それゆえに被写界深度が深く、28mmの広角ということと相まって大抵の写真はパンフォーカスで撮れてしまう。
また小さい映像素子のせいか画像を少し引き延ばすと画質的なアラが目立ったり、少しトーンカーブをいじると画像が破綻しがちという問題もあった。
そこで今度登場するA12 GRLENS 28mm/f2.5の話を聞いた時には「やっとフィルム時代のGRと同じ感覚で使えそうだ」と思った。
正直言ってGRD3を購入してから、それほど年月は経っていない。わずかに数ヶ月前である。
しかしながらGXR+28mm GRLENSは完璧過ぎた。あえて欠点を上げるとすれば上背が少し高く、大きく感じることだが、それは大した問題ではない。GRのようにフルプレススナップ機能もあるし、十分にキャンディッドフォトに使えるサイズと機能である。
そういう事なのでGRD3はあえなくドナドナすることにした....

P.S.
現在はボディ部分だけが先にアマゾンより届き、レンズユニットの到着を首を長くしてまっている。

Wednesday, October 13, 2010

スカイツリーを再び見てきた

       D700 AF-S24-120 F4 VR

スカイツリーが13日夜に完成前にライトアップのテスト点灯をするらしいと、WEB上のニュースにて発見した。
会社で同僚と話をしていて、せっかくだから見に行こうという話をしていた。
この情報はYAHOOニュースなどでも載っていたため比較的皆が知っていたらしい。

当日の夜、仕事帰りに浅草で下車。カメラを持って外へ出ると、案の定ものすごい人数の人たちで溢れかえっていた。

以前、スカイツリー周辺に来たときに軽くロケハンしていたので、狙った撮影ポイントへ行くと、ほんの数人しか先客がいなくて正直ホっとした。

早速三脚をセットして点灯を待っていたが、「アレッ?」というような量のライトアップしか写らなかった。完成した後では2000ヶ所、今回は50ヶ所ということだったが、それにしても寂しい感じだった。

一応報道では13日の18時半頃から3時間くらいという話だったし、20時過ぎには見切りをつけて撤収した。

それにしても少しでも見晴らしが良い場所では人が密集しており、ガッカリした雰囲気が満ちていた。早々に帰る人、諦めきれずにカメラを三脚にセットしたままの人、いろんな人達がいた。

Friday, October 08, 2010

スカイツリー見てきた

       D700 SIGMA 70-300/f4-5.6 DF MACRO

13日の夜18時30分から3時間だけスカイツリーがライトアップされるという話を聞き、ロケハン的にぶらっと見に行ってみた。浅草近くから見ると想像以上にデカイ。近くに寄ると中々の迫力だった。
でも思うのはスカイツリーというネーミングも外観のデザインも、もうちょっとどうにかならなかったのかな〜。正直東京タワーの方が百万倍もカッコイイ。

Friday, August 20, 2010

撮る、仕上げる、見せる

写真を撮るのが好きだという人は多い。だけど撮った後の処理〜プリント〜見せるまで込みで考えている人は結構少ないと思う。
これまで写真の関係のワークショップに通ったり、写真のサークルに入ったり、写真好きの友達達、色んな人達と写真について話してきたが、写真を撮ったあとにPCで処理したり、プリンターで出力する際にサイズや用紙に工夫する人は少数派だった。

ワークショップに来るような人達はやはり意識が高いというか、色々とこだわりのある人が多かった。カメラ、フィルム、PCでの処理、プリントそれぞれに拘りもあり、他の人がどういうプロセスで作品を仕上げたかに対する関心度も高い。

サークルや一般の写真好きの人達だとパソコンでの処理やプリントへの関心の度合いはあまり高くなく、関心はあっても少しピントを外した見解の人も多い。

何が言いたいのかと言うと、写真行為において「カメラで被写体を写す」という部分は写真行為全体の半分(もしくはそれ以下)だと言う事。以前ワークショップに通っていた頃、師匠の渡部氏が「人に見せるという事」は非常に大事だと言っていた。
つまり「写真を撮る」、「写真を仕上げる」、「写真を見せる」の三つのプロセスが大事じゃないかなという事。

ちなみに人に見せる場合できればA4(または六つ切り)以上の紙にプリントした物をお進めする。モニター越しだと写真が実際よりも良く見えてしまう傾向があるように思うからだ。
ダメな写真は大きく紙にプリントすると非常につまらない物に見えるので、見る目が厳しくなって良い。

カメラで撮った後、写真をどのように仕上げて人に見せるのか、そもそもどんな写真をセレクトするのか。デジタルの時代だからこそ、もっと考えてみた方がいいんじゃないかと最近強く思う。

Wednesday, August 18, 2010

PCが....

先日作業用に使っているPCの調子が急に悪くなった。
使用中に自動的にシャットダウンプロセスに入ってしまう。再起動しても同じ、使用開始から十数秒〜数分でシャットダウンが始まってしまう。原因は不明、CPUの温度も疑ったが正常値だった。スパイウェアなどの仕業かと思い、シマンテックのソフトでチェックすると軽い問題が一つ見つかったけど、関係なさそうな感じだった。一応その問題は解決してPCを再起動するとシャットダウンの問題は起こらなくなった。

シャットダウンの問題が解決して数時間後、今度はキーボードのキーが入りっぱなしのような状態になり、マウスで何か選択すると↓キーが入りっぱなしになり、入力フォームに持っていくと「a」が入りっぱなしになるといった症状が出た。これは単純にキーボードがイカれたようだった。

そんなこんなで念のためにバックアップ用HDDや換えのキーボードを購入して余計な出費がかさみ2万数千円程の金が泡と消えてしまった。。。。

デジタルは一々金が掛かって仕方が無い。。。トホホ

Friday, August 06, 2010

「まにらで黄昏れ、酒を飲む」 その2

マニラのニノイアキノ空港に降り立つと、瞬間、ムワっとして空気に出迎えられた。
「ああやっぱりフィリピンは南国なんだな」
と日本との気温差(その時日本はまだ3月だった)にフィリピンを実感した。

さっそくタクシーに乗るため空港タクシーの受付に行き目的地であるオフィスの住所を伝える。結構ボッタくるらしいが俺にとっては初めての国だし、三田さんはそのあたりに頓着がないので安全も考えて空港タクシーにした。

乗り込んだタクシーの運転手に
「Please take us to this office.」
と言ってオフィスの住所が書いてあるメモを渡した。

オルティガスという所にあるそのオフィスに向かう途中、窓から町並みを眺めていた、
「結構汚れてて、煤けた感じだな。」
というのが第一印象だった。
椰子の木、青い空、極彩色でカラフル、何となく南国に対して持っていたイメージとは少し違って何となくモノトーン的に色を余り感じないといった印象を持った。

「どうだねフィリピンは?」
三田さんから突然聞かれたが、何と言って良いか判らず
「そうですね、まだ着いたばかりなので何とも。。。」
と曖昧に答えた。

やがてオフィスに着くとお世話になる別会社の社長(オフィスの一部を借りたり、現地職員を雇うのに助けてもらう)であるマイクが待っていた。
そのマイクの手引きで現地で当面暮らす事になる安ホテルの一室を案内してもらい、とりあえず皆で近くのレストランで食事をする事になった。

「ドウデスカ フィリピンノ リョウリハ?」
マイクは日本語が達者で、以前は日本でSEをやっていたそうだ。
「ええ、非常に美味しいですね。」
と答えたが、内心は「微妙」だと思っていた。
タイ料理やベトナム料理は非常に好きで日本でも何度も食べに行ったりしていたのだが、フィリピンの料理はそのどちらとも違って非常に独特な味付けだった。
結局あまり気が進まないフィリピン料理はソコソコにしておいて、主にビールを飲んでいた。
フィリピンのビールで有名なのはサンミゲールで何処のレストランに行っても大抵これしか置いていない。フィリピンでビールというとサンミゲールなのだ。
軽い飲み味で、クセがなく飲みやすい。フィリピンにいる間は毎日のようにコレを飲んでいた。

その後、とりあえずその日は仕事は抜きにしてホテルに荷物を置いて夜の繁華街を案内してくれるという話になり俺と三田さん、マイク、マイクの友人で繁華街へ出かける事になった。そしてこの時が結構大変だったのだ。

つづく

Thursday, August 05, 2010

カメラマンのレベルも色々

以前仕事でスニーカーのムック本を手がけた事がある。
画像はTiff入校、Exifを見ると撮影に使用したカメラはEOS 5D Mark2らしかった。けど、良いカメラを使っている割には来た写真は酷い物だった。
画像を開いてみるとまず露出がバラバラ、黒い靴は明るく、白い靴は暗く写っていて初心者が撮った写真みたいだった。
思わず「オイオイ物撮りをAEで撮るなよ馬鹿」と独り言を言ってしまった。
ホワイトバランスもバラバラでグレー部分が赤っぽかったり、黄色っぽかったり、一応グレーカードを一緒に写し込んではあるのだが、それ以前にホワイトバランスがオートになってるのが信じられなかった。

こんな素人レベルでもカメラマンとして飯食ってるんだなあ〜〜と、ちょっと悲しい気持ちになった。

Monday, August 02, 2010

「まにらで黄昏れ、酒を飲む」 その1

数年前、夏の終わり頃のある日、その頃俺はとある出版関連の制作会社でデザイナーをしていた。
いつも通り会社に行くと当時俺の先輩のサイトウさんという人がフィリピン行きの話をしていた。
何でも会社のデザイン制作現場を海外にも作れないか(人件費が日本よりかなり安く済むのでその分利益を出すのに有利だからという理由だった)という事でフィリピン行きの話を持ちかけられたらしかった。
サイトウさんに話を聞くと結構消極的だった、
「外国人にウチの仕事のやり方が出来る訳が無い。日本語の本しか扱ってないのにフィリピン人にどうやって作業させるのか!」
「それに俺は飛行機が死ぬ程嫌いなんだ!」
飛行機嫌いは関係ないんじゃないかと思ったが、それは言わずにおいた。

結局サイトウさんはそれから数日後の仕事の帰り、嫌々ながらも成田空港へ向かった。

サイトウさんがフィリピンへ行ってから数ヶ月ほどの間はいつも通りに仕事をしていた。
ディレクターが人員が減った事で時折愚痴をこぼしていたが、業務的には概ね問題が起こる事もなく日々を過ごしていた。

3ヶ月後、サイトウさんは帰ってきた。帰国前の噂では途中帰国予定だったのが会社側から一ヶ月滞在を延長され、酷くナーバスになっているとか色々良くない事も聞いて心配していたのだが、見たところ元気そうだった。
「フィリピンオフィスの話を本気でやるつもりなら全員の協力が無いと絶対に上手く行かない。」
と少々憮然とした感じで言っていた。

しかしながら上の方の話し合いでは全員の協力どころか「Sではダメだ他の者を行かせろ」といった話になってしまったらしく、他の者へ白羽の矢を立てることになったらしかった。
その白羽の矢がまさか自分にくるとはその時は考えてもいなかったし、「Sではダメだ」なんて話になった事を知らなかった俺は自分にその話が来た時「ヤリ甲斐がある仕事じゃないか」と思い快諾してしまった。
それからは今まで興味も無かったフィリピンという国の事を調べたり、現地入りしてからの仕事の為にアレコレ資料を準備したり、毎日忙しかった。

約1ヶ月後、フィリピン行きのフライトの為、仕事が終わると副社長の三田さんと車に乗ってホテルに向かった(お互い家が遠かったので、朝一番のフライトに乗る為には空港の近くで一泊しないと間に合わないのだ)。
その日の夕食は三田さんに最上階の鉄板焼きレストランでご馳走になった。そのとき食べたフィレステーキははっきりいってメチャクチャ美味かった。

翌日リムジンで空港へ向かいフィリピンエアに乗り、俺はフィリピンの首都マニラへ出発した。

つづく

Wednesday, July 28, 2010

海へ行ってきた

久しぶりにカメラを持って海に行ってきた。
写真を撮るというより単に散歩的な意味で。
昨今の世の中、一眼レフを持って夏の海をうろつくのは危険だからだ。
しかし以外と人は少なく、カメラを取り出しても大丈夫な感じだったので、波の写真を200枚程、人の写真も数枚ほど撮ってきた。
夕暮れで、風が強くて、なんか気持ちのよい散歩が出来た。

家に帰ってPCにデータを落とし、撮ってきた画像を一通りチェック。
結構いい感じだ、波の写真が9割なのだが飽きずに見れた。これまで撮ってきた写真と併せて、いずれBookにまとめよう。

Tuesday, July 20, 2010

政治ネタその2

下のエントリーでは経済問題で言いたい事を色々と言った。
民主党では景気回復は望めないと思っているのも本当だ。
民主党では安全保障問題が非常に不安だし、
発言がコロコロ変わり、責任者がハッキリしない体質も嫌いだけど、
小沢の強権体質も嫌いだけど、

外国人参政権とか、CO2の排出25%削減とか、人権擁護法案とか引っ込めてくれれば
少しは支持してもよいかなと思っている。

まあ引っ込めないかな。。。。でも引っ込めてくれればな〜

なぜ今更選挙ネタ?

珍しく政治ネタ。しかも今更の選挙ネタ。
今回の参議院選挙は自民党とみんなの党が議席を伸ばし、民主党を始め他の党は議席を減らして結果としては与党の参院過半数割れ。
でも衆議院では民主党(+国民新党)が多数を持っているため今後衆院選挙が行われるまでは景気は低迷を続けて回復しないだろう。
もちろん自民やみんなの党が政権与党になったからといって景気が急に回復するわけじゃないが、少なくとも景気回復を念頭に置いた政策を打ってくることは明白で、その上で経済成長を軸に財政再建を計る事になるのは確実(この点は今の所自民もみんなも共通している)。

今回の選挙で争点の一つとなった物に「消費税」がある。一昔前からマスコミでは増税増税と大声を張り上げている。「借金が増えてこのままでは日本の財政は破綻する!」「財政再建しなければ!」「その為には消費税を増税しなければ!」などとCO2問題のようにキャンペーンを展開しつづけている。政治家もだんだんそういった言葉や増税推進派の財務省官僚の言葉に洗脳され消費税増税と言い始め、選挙の時には菅総理も10%に増税などと言い出す始末。
ばかを言うなと言いたい。歴史上増税によって財政再建を成し得た国は存在しない。財政再建を成し得た国は全て経済成長によって実現している。第一今の国債を買っているのは俺たち一般の国民なんだ。正確に言えば金融機関が俺たちが貯蓄した金を貸し先の民間需要が無いから仕方なく国債で運用しているのが現状。つまり政府に貸しているのは俺たち国民。なんで一人当たりうん百万円などと言われなきゃいけないのか、財務省(とマスコミ)に問いつめたい。俺たちは貸し手であっても借り手ではない。しかも日本政府の借金は全て自国通貨だて(つまり円)。自国通貨だての借金で財政破綻した国ってどこかあるのか?いざとなったら通貨を発行できるのに財政破綻なんてするわけない。
日本の国債に信用が無ければ金利は上がるのが当たり前だが、現実は世界一安い金利のまま。政治経済に疎い人は皆マスコミ(財務省)の発表に騙される、で増税容認の「空気」が作られて結果として痛い想いをするのはまた「社会的弱者」だ。税収を増やしたいならパチンコ業界からキッチリ取り立てるとか、宗教法人に課税すれば?いまの坊さんは世俗化してるんだし。
「景気対策、持続的経済成長」の土台が整わないのに消費税を上げたら日本の経済はさらに失速するのは間違いない。

今の日本の経済的状況は民間がお金を使わないで溜め込んでいる(又は負債を減らしている)ので、政府が代わりに借金してデフレギャップを埋めて景気を支えている状況。
日本の民間の貯蓄額は世界一(金融資産はアメリカが世界一)。その世界一の貯蓄の多くが民間に回らずに国債に回っている。要はこの金融機関に眠っている1400兆円程のお金が民間市場に回っていけば限り景気回復するし、名目GDPも成長し、結果として税収も上がり借金の対GDP比率も下がって財政再建につながっていく。
民主党の言うように増税や借金をして現金をバラまく(子供手当、農家への所得保証など)なんて愚作も愚作、大愚作(税金で子育て支援したいなら経済効果が出るようなやり方をすればいい)。

民主党がこの辺りをふまえた景気対策、経済成長戦略を打ち出してくれたら見直すんだけど、まぁ今の政策を見る限り絶対に無理だろうな。

Thursday, July 15, 2010

可視光

人間の目に見えている世界はいわゆる可視光で見える範囲に限られる。
しかし実際には人間が認識できているのは電磁波のほんの一部にすぎない。この事は割と知られていると思う。
最近ふと思ったんだが可視光以外の波長も写し込めるカメラという物が製品としてこの世に出たとする。そして実際にそのカメラで世の中を撮影した写真はどのように写るのだろうか?
赤外線フィルムという物がある。文字通り赤外線に感光するフィルムだ。このフィルムを使って撮影する場合、可視光はシャット合うとする。映し出される写真はちょっと不思議な感じのモノトーン写真だ。
私が言うのは可視光にプラスして、紫外線、赤外線や電波も含めて写真に写すとどのような写真になるのかという疑問。
いつかそんな写真の撮れる機材(オモチャカメラでも良いんで)が出てはくれないだろうか。

Tuesday, June 29, 2010

自炊が楽しい

自炊、と言っても料理ではなく通常の書籍物を自分で電子化することを自炊と言うらしい。

最近自宅の部屋が段々手狭でどうにもならなくなってきていて、どうにか解決方法は無い物かと物の整理をしてみたり、不要な物を処分してみたりしていたがついにどうにもならなくなってきた。
何が一番自分の部屋を選挙しているのか。。。。本関係なのは解っていた。そこで先日iPadを購入した事だし書籍、文庫本、コミックは全て電子化してしまおうと決めた。
さっそくAmazonでキヤノンのドキュメントスキャナーDR-2010Cを購入。試してみた。
本の解体は大型のカッターとカッター台をつかい丁寧にばらす。ここは丁寧にしないといけない。
スキャンはスキャナーにセットしてPCからスタートすれば直ぐに終わる。簡単で早い、、、スバラシイ。一連の作業も何か楽しい。

iPadに転送してi文庫HDにて見てみると「おおっ」という感じで感動した。
暇を見つけて残りも全て電子化しなくちゃ。

製品情報
http://cweb.canon.jp/imageformula/lineup/dr-2510c-2010c/index.html

Tuesday, June 15, 2010

iPad買いました

iPad 32G WiFiモデルを購入しました。
発売日に秋葉原のヨドバシへ実機を触りに行って、ひとしきり触って「おぉ〜」などと感心してとりあえず満足して店を出ると、入り口の前で予約の列が出来ていた。
スタッフに入荷状況や支払い方法などアレコレ質問してみたら、何と当日受け渡しが出来るモデルもあるというじゃないか。
アップルが早期に事前予約を打ち切っていたので2〜3ヶ月は様子見して、落ち着いてから買おうかとも思っていたが買えるなら買ってしまえと32GのWiFiを予約すると受け渡しは明日だという。なんだ今日は受け取れないのか...と思ったが翌日も都内に用事があったため翌日受け取りということで予約〜購入とした次第。

既に発売から2週間程経っているので様々な所でレビュー等が出ていると思うけど、一応私の感想を書くと、大抵の人はノートパソコン(特にネットブック)は必要無くなるんじゃないのかな?というもの。
ノートパソコンで何かを作りたい、クリエイティブな事をしたいという人は別にして、主にWEB閲覧、メールのやり取り、ムービー見たいという人はコレで必要十分だし、こっちの方が利便性が高い(一瞬で起動するし)。
さらにiPad用の様々なアプリを使って自分にあった用途へどんどんカスタマイズしていけるし、電子ブックリーダーとしても使い勝手が良い、ゲームも出来る。
多機能なコンテンツビューワーとして非常に完成度が高く、追加アプリで付加価値を高められる。
久々に良い買い物をしたと思う。

あとは日本版のiBook storeが早く立ち上がれば言う事無いのに。。。


ttp://www.apple.com/jp/ipad/

Thursday, May 06, 2010

モニター関連を刷新

実はDTP関連の仕事をしている私ですが、ここ数年はレタッチャーとして主に写真の補正、レタッチ、スキャン関連の仕事をしており、仕事ではバリバリにデジタル環境で写真と関わってまいりました。

プライベートでは1〜2年前まではずっとフィルムがメインだったのですが、写真環境をデジタルへ移行し始めてからこれまでPC本体やソフト周り、プリンターと限られた予算をやりくりして少しずつ揃えてきました。
そして先日やっとモニター周りをきちんと整備できました。
NECのハードウェアキャリブレーション対応モニター、キャリブレーターを導入して、そのまま仕事をしても差し支えない環境になりましたよ。

ちなみに機種は
NEC LCD-PA241W
http://www.nec-display.com/jp/display/professional/lcd-pa241w/index.html

X-rite ColorMunki Photo
http://www.xrite.com/product_overview.aspx?ID=1115

モニターはナナオのカラーエッジシリーズと最後まで悩みましたが、結局はCPに優れるNECのプロモデルにしました(別売りのキャリブレーションソフトやフードの分を入れるとそれほど割安な感じはないんですけどね。)。
上記モニターをキャリブレーションすると非常にナチュラルで色域の広い(AdobeRGBカバー率98.1%だし)画像が得られ、非常に良い選択だったと思います。

さーて道具は揃った(概ね)事だし。
あとは撮るのみだ!

Friday, February 26, 2010

冬のビーチ

        D700  50mm F1.4 ISO800


海が好きだ、冬の海が。
夏の海は賑やかで観光客に溢れていて地元民としては落ち着いて散歩もできやしない。
カメラをもってぶらつくのも今の時代は誤解からトラブルを招きそうで少々遠慮がちになる。
冬の海は比較的静かでビーチもゴミがあまり落ちていなくてキレイだ。
日が落ちかけてきた夕暮れのビーチをカメラを持ってブラブラしていると
日常のストレスが体から抜けていくようで心地良い。

Sunday, January 24, 2010

ストロボを購入...多灯撮影!?......

ここしばらく更新してなくて、自分のぐうたらさに嫌気が指している感じです。
去年フルサイズ一眼レフD700を手に入れ、充実した写真ライフを
送っているKAZです。

週末ごとに近所から県内~県外へとブラブラと歩きつつ相変わらず
スナップしつづけています。
これまでに撮りためた作品も整理しつつBookなどをつくりまとめたりして
写真的に色々と充電して次なる飛躍を目論んでいるところ。

ところで最近ストロボを2台購入しました、SB-900とSB-600。
実はワタクシはストロボを使った撮影、写真があまり好きではなくて
これまで殆どストロボを使わずに写真を撮り続けてきました。
しかしモノブロックのストロボを使って撮影を経験する機会を頂いたり、
ある人のブログを拝見してストロボを使ったすばらしい写真を拝見させて頂いて、
これは食わず嫌いをしている場合ではないと思い一念発起。

そんな訳でNikonのアドバンスドワイヤレスライティングなどを利用して
多灯撮影などにも挑戦しようなどと考えている今日この頃。
そしてそれをスナップなどに上手く応用していって自分の表現の
フィールドを広げていって更なる進化をしていこうかと。

今年は色々と写真的にチャレンジしていきます。
ブログもなるべくマメに更新していこうと思ってます。