Tuesday, June 26, 2012

世界を、世の中をどう見ているのか

SD1 Merrill 50mm f1.4

世の中をどう見ているか、その写真の撮り手がどう世界を認識しているのか、どういう視点で撮ったのか、そういう観点で見てみると写真というものはもっと面白くなると思う。この世の中をその人がどういう風に認識しているか、そういう事が立てられたコンセプトにも、実際に撮られた写真にも現れる。
昆虫や犬といった違う生物は当然として、人間であっても個人個人の性格、体調、イデオロギー、価値観、知識などなどによって世界の見え方は異なる。その見え方が写真にも現れるし、写真家が表現しようとするものだと思っている。写真を見て感動するという事はその写真の撮り手の持っている、提示している世界に共感する事ではないかと思う。

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