Monday, July 30, 2012

Foveonはピーキー? だがそれが良い

DP2 Merrill

DPであれSDであれFoveonを積んだカメラは光の状態にとても敏感だ。シャドー部は割と沈みがちだし、光の良が充分な時と充分でないときの写りの差は結構ある。それだけに被写体の立体感というか質感がよく表現される。暗がりから明るい場所への光のグラデーションはとても綺麗だし、被写体の表面の凹凸や汚れも含めて良く再現される。
ピーキーといえばそれまでだけど、それだけ被写体の細かい差異をキチンと捉えているとも言える。何を撮っても綺麗に写せる、どんな条件でも綺麗に撮れるというカメラではないが、撮る側がキチンと理解して使うならば、期待以上の結果を提示してくれる。

No comments: